一般社団法人市川青年会議所





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理事長
第54代理事長 田中 幸太郎

スローガン

一 粒 万 倍 〜未来の種は我々の手に〜


基本方針

新しい時代を築くまちづくり(アウトカム)

輝く個となるための人材の育成(エンパワメント)

古き良き伝統の継承とJC組織の再構築(リエンジニアリング)



はじめに


「世間利を求むるは、田を耕す者より先なりはなし、一を種えて万倍す」

 一粒万倍とは、一粒の種を蒔けば、それが実って何万倍もの粒になるということから、一人の行動によって社会を動かしてゆこうという想いを込めています。我々の使命である新しい時代を築いてゆく青年経済人として、行動できる人材と組織を育成し、皆が参画できる青年会議所運動を目指す、54代理事長のスローガンです。

日本はこの70年余りで戦後の廃墟から経済大国になるまでに復興し成長しました。その背景の一つとして、戦後の東京にて明るい豊かな社会の実現を理想とし、責任と情熱をもった青年有志による東京商工会議所の設立から始まった日本の青年会議所運動が、日本の礎を築いたといっても過言ではありません。その後に日本各地へと広まり、この市川では1966年に同じ志をもった青年によって、全国で334番目の青年会議所が設立されました。「修練・奉仕・友情」という3つの信条のもと、今日まで53年という長い間【明るい豊かな社会の実現】に向けて地域や社会のニーズに応えるべく運動を展開し、今日に至っております。
日本は、平成時代という一つの区切りを迎えようとしています。30年間を振り返ってみますと、バブル絶頂のピークを過ぎた辺りから平成が始まり、バブルの崩壊を迎え、長い間の氷河期を迎えました。そののちにグローバル経済の台頭によって数字の上では持ち直したものの、良しとされていた日本総中流社会からは想像もつかないような格差が拡大し、民主主義国家としても看過できない状況になっております。
 来る2020年には東京オリンピック・パラリンピックを迎えることで、世界中から日本が注目される機運に乗じてグローバル社会へ飛躍していく契機ではありますが、これからの日本は、残念ながら明るい話題だけではないかもしれません。更には少子高齢社会の流れは変わることもなく、団塊の世代と言われる戦後直後に誕生した人たちが75歳以上の後期高齢者世代へ一気に突入し、国民の3人に1人は高齢者となるいわゆる「2025年問題」への対応の未整備、若者世帯を見れば、子どもたちを生み育てたいけれども環境が整わず断念する家庭も少なくなく、少子高齢社会の波は一気に押し寄せてきます。
 またICTやAIの技術革新や、日本総中流社会から多様性を尊重する世の中へと移り行くことで仕事や家族の在り方に対する価値観も変わり、今まで当たり前であった常識が全く変わっていく潮目ではないかと考えています。
 そのような、未来がどうなっていくのか見通しのつかない時代の中で一つだけ言えることは、我々の使命である新しい時代を築いてゆく青年経済人として、「未来はどのようになるかわからないけれど、私たちの手に委ねられていることは確かだ」ということです。未来を良くするも悪くするも、我々の責任であると言えるでしょう。我々の手に未来の種がにぎられているのです。



≪事業方針≫


新しい時代を築くまちづくり(アウトカム)

 何か物事を成しえようというときは、目標に向かって作戦を立て行動することが定石かと思います。青年会議所においても、とりあえずやってみて結果的に良い方向へ繋がったという事例も多々ありますが、目標に向かって動き出す前にきちんと作戦を立てる「目標手段思考」の向上によって質の高い議案作成、ひいては想いのあるまちづくり運動につながるように目指したいものです。
 まちづくり運動を行う際には、一連の運動展開によって実現したい好ましい社会状況、成果(アウトカム)を意識して作り上げていけるよう展開してまいります。
 市川市の成り立ちは、昭和9年に3町1村が合併し、市川市という街が生まれました。85年経った今では48万人を誇る住宅都市となりました。市川市はその立地から、都内で働く若い世代が多く住んでいます。市川に住まいを持ち仕事をして子育てに励む家族が、これからも市川に住んで良かったと思えるようなまちを目指したいと思います。そして、市川市が他の住宅都市と一線を画すアピールポイントは、自然・文化・教育の3つではないかとの思いに至っております。ストレスから解放される自然環境、各地域で育まれてきた歴史と文化的な生活、わが子にとって良い教育の場。そのすべてが叶う東京都心からすぐの街、市川を醸成してまいります。



輝く個となるための人材の育成(エンパワメント)

 私は「エンパワメント」という言葉が好きです。エンパワメントとは、人が夢や希望を持ち、生きる力が湧きあがることです。日本語では、個人として使う場合には「自己改善能力」や、組織で用いられるときは「権限委譲」といった言葉にも訳されます。
 現役メンバーはとても優秀な人材がそろっていますが、青年会議所の経験は3年未満が多いのが実情です。青少年の個を輝かせる健全育成事業を始めとする青年会議所で育まれてきた事業議案をこなしていく経験を重ねることで、個人組織としてのエンパワメントを高めて頂く機会を作りたいと考えております。このことは、青年会議所として新しい運動をする際の基礎となり、更には地域のリーダーとして個々で興味を持つ分野で活躍されていく土壌を作るためにも大切なことと考えます。能力と経験を兼ね備えた個人の力がまわりを動かしていく、これこそ一粒万倍といえるでしょう。



古き良き伝統の継承とJC組織の再構築(リエンジニアリング)

 青年会議所には、会議所のゆえんである毎月の定例会を開催し、その定例会を審議する理事会を経ながら53年を積み重ねてきた会議体としての経験と実績があります。その厳格な経験を積んだメンバーだからこそ卒業してからもPTAや各自治体といった各種団体で活躍されているのは周知の事実であります。これからも古き良き伝統を受け継ぎ、300人を超える青年会議所のOB・OGの先輩方と交流を図りながら知識・見識・胆識を深めてまいりたいと考えます。また各メンバーも会社・家族・趣味の団体など様々な役割を担い生活しており、青年会議所で消費する時間が負担とならないようにしなければなりません。会議の在り方をもう一度見直し、さらに生産性の高い会議体に向けて再構築(リエンジニアリング)してまいりたいと思います。



最後に

志を同じくする仲間と共に切磋琢磨し成長することのできる団体が青年会議所です。近年、会員の減少に歯止めがかからず苦慮していることも事実ですが、想いのこもったまちづくり運動の事業展開や市民に喜ばれる事業を発信し認知されることで、青年会議所運動に興味のある方々が増えていくことをメンバー拡大の基礎としたいと思います。
40歳を迎えると卒業となるJCで残された現役生活も僅かとなっていました。今までお世話になった先輩方への恩返し、一緒に笑顔で卒業するであろう同期、そしてこれからも目を輝かせて楽しくJC運動を続けてほしいと願う後輩の為にも、これからのあるべき青年会議所の姿へバトンを引き継がなければならないとの想いから、54代理事長として一粒万倍の種を撒けるよう努めてまいる所存です。