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理事長紹介

理事長紹介

市川青年会議所 第60代理事長

舊役 哲史Tetsuji Kyuyaku(34)

<2016年度入会>

スローガン
一体感

基本理念

本年度、一般社団法人市川青年会議所は60周年を迎えます。これまでの60年間、先輩諸兄姉が「明るい豊かな社会」の実現を目指し、行政や市内友好団体、地域の方々と団結し、歴史や文化を築いてきました。この60年の歴史と文化を未来に繋げることが、私たちの更なる発展と繁栄に不可欠です。 市川青年会議所はここ数年で会員数が増加し、入会3年未満の会員が半数以上を占める状況です。このタイミングこそ全会員に60年間の歴史と文化を繋ぐことが我々青年会議所の目的を達成する好機です。
私たちの目的である「明るい豊かな社会」の実現は、青年会議所の「修練」「奉仕」「友情」の三信条を基本として活動し、地域の発展に貢献することです。この実現は短期間で成し遂げられるものではなく、長期間にわたり継続して取り組むことで、少しずつ地域が良くなると信じています。
「明るい豊かな社会」の実現と次世代に発展した市川青年会議所を引き継ぐため、会員の意識向上や能力開発をおこない、全会員の力を集結させるため、本年度のスローガンを“一体感”とし、1年間運動を展開してまいります。

事業方針

60周年について

60周年という歴史的な瞬間にあたり、これまでの歴史や文化を築き上げてこられた先輩諸兄姉に敬意と感謝を表し、1年間の運動を展開してまいります。市内関係諸団体や先輩諸兄姉への感謝を示す場が周年式典であり、これを70周年に繋ぐ重要な場として位置づけ、厳粛なる式典を設ける所存です。 60周年記念事業は、市川市の更なる発展と市川青年会議所の永続を見据え、市川市の発展に繋がるような運動を展開します。これにより、私たちの活動の意義や価値を認識していただくと共に、次世代へと続く強固な基盤を築いてまいります。
最後に、60周年という節目に60周年記念誌を制作し、市川青年会議所の歴史を小冊子にまとめ発行します。

会議体としての意義

新型コロナウイルス感染症の蔓延を受け、現地とWEBでのハイブリッドでの開催や理事会の時短化をはかるため、事前意見制を導入するなど、新たな試みを行って参りました。新たなことを行うという事は伝統をなくしてしまう事にも繋がります。会議体としての伝統や文化などのスタンダードを守りつつ、新たに取り組んだことのブラッシュアップをし、それを来る60周年、それから続く未来に引き継いでいきたいと思います。
また時代のニーズに対応し、定款や総則なども変更していかなければなりません。誰もが進んで理事長に、委員長になりたいと思える会議体運営をおこないます。
3回の総会を前出の伝統や文化を守りつつ、そして会議体・組織として根幹を担い、青年会議所が青年会議所である所以を体現してまいります。

会員拡大について

日本は少子高齢化という深刻な問題に直面しています。この問題は私たち市川青年会議所にとっても他人事ではなく、次世代へ強い組織を継承していくためには、会員拡大が必要不可欠です。そこで、今年度は20名の会員拡大を目標とし、この目標を達成するために全力を尽くします。 具体的には、各委員会に拡大担当を設けることで、委員会の垣根を超えた一体感を持って会員拡大に取り組みます。情報の共有を徹底し、委員会ごとに拡大会議の時間を設けることで、効果的なコミュニケーションと戦略的な拡大活動を実現します。
また、昨年度から引き継いでいるオブザーバーリストを全会員が確認できるように共有し、情報のボトムアップを図ります。このリストのブラッシュアップをおこない、新しい視点やアイデアを取り入れることで、潜在的な新入会員の発掘とアプローチを強化します。
会員拡大は一人ひとりの協力と努力が不可欠です。全ての会員が自らの役割を理解し、積極的に新入会員の募集に関与することで、私たちの組織はより強固で持続可能なものとなります。本年度のスローガンである“一体感”のもと、全員が力を合わせ、目標達成に向けて歩んでいきます。

地域活性化について

市川市の人口は増加傾向にありますが、全国的には少子高齢化が進行し、人口減少が懸念されています。このような状況下で市川市を更に発展させるためには、人口増加が必要不可欠であり、そのためには魅力あるまちづくりが重要です。私たちは、地域が活性化できるような機会を提供し、市川市をより魅力的な場所にするために努力してまいります。
まず、市川市に所在する企業の発展が地域活性化の鍵であると感じています。企業が発展するためには、経営哲学やブランディング、マーケティング、マネジメントといった多様な手法が必要です。私たちは、企業の経営者や管理職の意識を高める機会を提供し、地域経済の活性化に寄与する運動を展開していきます。
さらに、地域住民との連携を強化し、地域全体での活性化を図ります。地域イベントやコミュニティ活動を通じて、市民一人ひとりが地域の魅力を再発見し、共に成長する環境を整えることを目指します。

青少年育成について

次世代を担う子供たちが明るく健やかに育つ環境を整えることは、「明るい豊かな社会」の実現にとって極めて重要です。しかし、オンライン活動の加速により子供たちが五感で感じ、学ぶ機会が減少しているのではないでしょうか。幼少期に経験したことや触れた価値観は、子供たちの人格形成に大きな影響を与えます。
そこで、私たちは子供たちに体を動かすことで学べる機会を提供し健全な価値観の形成と五感を通じて良い経験や価値観を提供できるような運動を展開してまいります。

組織力向上について

市川青年会議所は近年、新入会員が増加しており3年未満の入会者が半数以上を占めております。それにより、会員間の繋がりや理念の浸透が希薄化していると言っても過言ではありません。そのため、組織力向上委員会を設け会員間の交流や意識向上の機会を提供することで組織力向上を図ってまいります。

会議体としての在り方

私たち青年会議所は毎月開催される例会や事業は、各委員会で企画・検討され、その議案書は理事役員によって慎重に審議され、採決されます。このプロセスを通じて、私たちは一丸となって例会や事業を構築していきます。よりよい例会や事業を構築するためには、会の中核を担う理事会の運営を効率的におこなうことが重要です。そのため理事会では、事前意見精度をよりブラッシュアップしていき各理事が当事者を持って意見するように意識掛けをおこなってまいります。
さらに、激動する時代に迅速に対応するために、必要に応じて定款や諸規定の見直しをおこないます。これにより、時代の変化に柔軟に対応し、常に最適な運営を続けることが可能となります。これからも、私たちは効果的な会議体運営を追求し、地域社会に貢献するための運動を続けるために、一体感を持って未来へ向けた力強い一歩を踏み出すために、努力してまいります。

2020年代運動指針

2020年に市川青年会議所で策定された10年代運動指針から、今年で5年が経ちました。この指針は10年ごとに策定し、5年ごとに改定することが求められます。現在、私たちは2020年に定められた運動指針に従って活動していますが、急速に変化する時代背景に対応するために、運動指針を改定します。

最後に

青年会議所は、自己成長を促進する素晴らしい組織です。私自身が先頭に立って自己成長し、会員にリーダーシップの開発と成長の機会を提供します。そして、市川市の更なる発展に貢献するため、会員同士が共通の目的を持ち、一体感をもって活動してまいります。1年間、“一体感”のスローガンのもとで強固な組織を構築することを誓い、第60代理事長としての所信とさせていただきます。